【ドイツ国際平和村とクリスマス】2017.1.14
PARACUPの支援先団体である「ドイツ国際平和村」より。
今回はドイツ国際平和村の支援先の子ども達の
クリスマスの過ごし方について紹介します。
ドイツのクリスマスの盛り上がりは世界的にも有名で、
11月にはドイツ各地でクリスマスマーケットが始まり、
国内外からたくさんの観光客が訪れます。
近年では日本の多くの街や施設でも、ドイツ風のクリスマスマーケットが
見られるようになりましたね。
ドイツでは12月24日の午後から、会社やお店はお休みになり、
25日と26日は祝日で、家族でクリスマスを祝うのが一般的です。
さて、そのクリスマスを、ドイツ国際平和村とその子どもたちは、
どのように過ごすのでしょうか。
ドイツ国際平和村では、現在、紛争や危機的状況にある9カ国から
子どもたちを受け入れており、宗教や文化背景の違う子どもたちが共に生活しています。
キリスト教の国の子どもたちもいれば、イスラム教の国の子どもたちもいます。
そのため、平和村施設では、いわゆるドイツの伝統的なクリスマスパーティはありませんが、
食堂が綺麗にデコレーションされて、特別な美味しい食事も準備されました。
食堂が綺麗にデコレーションされて、特別な美味しい食事も準備されました。
毎年恒例になった平和を願う「フリーデンスフェスト」(日本語で「平和のお祭り」)
という名のパーティが、昨年も12月30日に開催されました。
子どもたちが歌を歌ったり、スタッフたちが演劇をしたり、一人ひとりにプレゼントもありました。
子どもたちが歌を歌ったり、スタッフたちが演劇をしたり、一人ひとりにプレゼントもありました。
子ども用腕時計やおもちゃの車など。
これらのプレゼントは、平和村での思い出の一つとして、母国に帰る際に
持ち帰るかばんに詰められます。
子どもたちや家族にとって一番のプレゼントは、なんといっても、
子どもたちが治療を終え、元気になって、母国へ帰ることです。
子どもたちが治療を終え、元気になって、母国へ帰ることです。
この帰国というプレゼントは、まもなく、アフガニスタンや中央アジアの子どもたちに
贈られる予定です。
というのも、アフガニスタンや中央アジアへの援助飛行が来月予定されており、
治療を終えたたくさんの子どもたちが、待ちに待った母国の家族のもとへ
治療を終えたたくさんの子どもたちが、待ちに待った母国の家族のもとへ
帰ることができるのです。
・ドイツ国際平和村 活動紹介映像:https://vimeo.com/139849875
ドイツ国際平和村の活動を伝える映像の日本語吹き替え版です。
この映像では、ドイツ国際平和村が日々取り組んでいる活動について、
そして、この活動が子どもたちにとって、彼らの家族にとってどのような意味を持っているのか、
といったことについてお伝えしています。
・公式フェイスブックでは、活動の最新情報をお届けしています。
https://www.facebook.com/friedensdorf.jp
・公式ホームページもぜひご覧ください。
http://japan.friedensdorf.de.
写真提供:ドイツ国際平和村