寄付金について・支援先よりご報告/ドイツ国際平和村

PARACUP2017支援先団体の「ドイツ国際平和村」は、
今回の大会を通じて331,204円ものご寄付をお預かりすることができました。

ランナー、ボランティアとして参加してくださった皆様をはじめ、協賛企業の皆様、
事務局の皆様、PARACUP2017に関わって頂いたすべての皆様に、改めて御礼申し上げます。

このご寄付は、紛争地域の怪我や病気を抱えた子どもたちに対する
ドイツでの医療援助活動のために大切に使用させていただきます。

2017年7月6日、ドイツ国際平和村は設立50年を迎えました。
遠く離れた日本からも数多くの方々に支えていただき、
これまで活動を続けてこられたことに感謝するとともに、
「平和村が必要なくなる世界」の実現には、
残念ながらまだまだ時間がかかることを実感しています。

2017年5月に発生した大規模な爆弾テロ事件以来、
アフガニスタンの首都カブールにあるドイツ大使館は閉鎖されており、
そのため、2017年8月は、新たなアフガニスタンの子どもたちを
治療のためにドイツへ連れてくることができなくなりました。

アフガニスタンのパートナー団体からは、数え切れないほどの
重症の子どもたちについて聞いているだけに、そのやるせなさは増すばかりです。
しかし、入国のためのビザがなくては、アフガニスタンの子どもたちの
ドイツへの渡航はかなわないのです。

一方、中央アジアおよびコーカサス地方の国々の怪我や病気を抱えた子どもたちについては、
通常のチャーター便ではなく、路線便を使用してドイツに連れて来られる見込みです。

また、ドイツでの治療を終えた、アフガニスタン、タジキスタン、ウズベキスタン、
キルギス、コーカサス地方の子どもたちについても、全員、路線便にてそれぞれの
母国へと連れて帰ります。すでに母国へ帰国した子どもたちが必要としている薬についても、
しっかりと現地へ届けます。
しかし、現地へと運ぶことができるその他の援助物資については、通常よりも
大幅に少なくなってしまう見込みです。

引き続きドイツ国際平和村は関係各所に掛け合い、2018年2月に予定している
援助飛行については通常通りチャーター機にて実施できるよう、全力を注いでいきます。

ドイツ国際平和村は、未来へ続く平和のために、これからも活動を続けて参ります。

今後とも、活動へのご理解とご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。

Facebook:http://facebook.com/friedensdorf.jp

ホームページ:http://japan.friedensdorf.de

ドイツ国際平和村

 

写真提供:ドイツ国際平和村

 

PARCUP2017~未来につなぐ・つながるTASUKI~

 

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