【共催団体紹介】エイズ孤児支援NGO・PLAS

 

皆さまこんにちは!支援先団体の一つ、エイズ孤児支援NGOPLASです。

この度、PARACUP2019でも昨年に引き続き共催団体としてご一緒させて頂きます。
最後となる多摩川大会をご一緒に盛り上げていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します!

私達PLASは、エイズで親を失った孤児を支援するNGOで、アフリカのケニア・ウガンダで活動しています。

PLASが活動を開始したのは2005年、今から14年前のこと。
設立したのは、7名の学生でした。
お金も、経験も人脈もない。あるのは、エイズ孤児を支援したいという思いだけ。
現地を訪れてエイズ孤児の課題を知って何とかしたいと行動を始めた彼らは、大学の学食に集まって事業について話し合い、周りの「どうせ何もできやしない」という声にも負けず活動を開始しました。

 

それから14年。いまでは有給の職員5名にインターン生、そして多くのボランティアやプロボノの皆さんに支えられて活動を継続発展することができています。
そんな14年間の活動のなかで、PLASが一番大切にしていること、団体名に込められている思いを、創設メンバーであり、元理事の大島陸の綴った文章を通じて、お伝えしたいと思います。

**********************

200512月、これから一緒に団体を立ち上げる仲間たちとのミーティングに向かう電車の中、私は団体名をどうしようかと考えていました。まず、一目で何の団体か分かること。そして、私たちの独自性が感じられる団体名にしたい。何の団体か、という部分はエイズ孤児、「AIDS orphan」を入れれば済みますが、独自性という部分はどうしたものか…この時、ふと「Positive Living」という言葉が頭に思い浮かびました。

Positive Living」という精神/生き方に触れたのは、この時から遡ること8ヵ月前。私がウガンダで3ヵ月間ボランティア活動に参加していた時です。活動先は、HIV陽生者が設立したTASOThe AIDS Support Organization:エイズ支援機構)という団体。この団体でのモットーが、「Positive Living」でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大島(左端)とTASOで一緒に活動させていただいたドクターやナースたち

 

この団体が設立されたのは1987年。
爆発的にHIV感染が拡大し、HIV陽生者やエイズ患者に対する偏見、差別が色濃く残っていた時代。
「つらい状況にあっても、卑屈になって家に引き籠っていては何も変わらない。自分を受け入れ、誇りを持って生きよう」という設立当時のモットーは現在も変わらず、「Positive Living」を合言葉に、HIV陽生者であるスタッフたちが活動していました。

私の活動の一部だったのは、HIV陽性者のメンバー達で構成されたTASOのドラマグループのお手伝い。
ドラマグループとは、文字が読めない人たちが多い地域などに出向き、HIV/エイズとはどのような病気なのか、何が差別にあたるのか、といった内容の寸劇上演や、自分たちの実体験を基にした歌を歌うことで、HIV/エイズ啓発を行うグループです。

メンバー達は歌います。

You and me, lets fight till the end/わたしと一緒に、歩み続けよう”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出張した村にて歌うTASOのドラマグループ

 

以前よりは改善したとはいえ、私が活動していた2005年当時、まだHIV/エイズに対する偏見、差別は残念ながら存在していました。それでも、自分たちのHIVステータスをカミングアウトし、時にはユーモアを織り交ぜながらPositive Livingを体現しているメンバー達を見て、人に勇気を与えるカッコイイ生き方だなぁ、と感じたのを覚えています。

Positive Living」、あの合言葉が似合う団体にできたらなんと素晴らしいことか。
遠いアフリカだけど、エイズ孤児やHIV/エイズに影響を受けた人たちと一緒に歩み続ける、そして私たち自身もカッコイイ生き方を目指す、という思いを込めて、「Positive Living through AIDS Orphan Support」、略してPLASという団体名を仲間たちに提案し、これが団体名となりました。

明るいニュースが少ない現代ですが、そんな今だからこそ、「Positive Living」を合言葉に、PLASも、私自身も、世界の人々と一緒に歩み続けていきたいと思います。

**********************

「陽性=Positive」だけど「前向き=Positive」に生きる。

PLASがアフリカで活動を行う中で住民の方々から学んだことは、困難な状況に置かれても、悲観することなく前向きに挑戦し、その行動の積み重ねによって成長し続けるという姿勢です。

 

団体の設立から14年が経ちましたが、現在もこのPositive Livingを心に刻みながら日々活動を続けています。

 

*プラスの活動についてもっと知りたい方はこちらから*

https://www.plas-aids.org/

https://www.facebook.com/NGOPLAS/

 

 

Tweet about this on TwitterShare on FacebookShare on Google+Email this to someone