【共催団体紹介】かものはしプロジェクト

「かものはしプロジェクト」は、子どもが売られない世界をつくるために活動するNPOです。
2002年に活動を始め、現在9,000人を超えるサポーター会員に支えられインドで活動しています。

具体的な活動内容として、
インドでの「性的搾取を目的とした人身売買」をなくすために、
サバイバー(人身売買被害者)が自分の人生を取り戻すための「サバイバーに寄り添う」活動と、
人身売買ビジネスが成り立たないような「社会の仕組みをつくる」活動の2つを、
現地のパートナーNGOと共同しながら実施しています。

「サバイバーに寄り添う」活動は、被害にあった女性たちの心の傷を癒し、彼女たちが自分の人生を取り戻すために、一人ひとりに寄り添った支援をインド現地パートナー団体とともに支援しています。

具体的には、ダンスや体の動きを通じて、自分の身体が自分のものであるという認識を取り戻すセラピーや、語学教育、職業研修等のリハビリプログラム、政府の補償スキームにアクセスする為のサポート、サバイバーに対するリーダーシップ支援などです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現地で支援している女の子の様子

「社会の仕組みをつくる」活動は、現地パートナーやサバイバーと共に、インドにおける加害者の捜査・裁判の仕組みや、被害者を支援する仕組みを変えていくことに取り組んでいます。警察や検察官、裁判官などの政府の各機関やNGOが適切に連携し、それぞれの役割を果たせるよう、ひとりひとりのサバイバーのケースに寄り添い、そこから浮かび上がってくる仕組みの欠陥を変えることをそれぞれの関係機関に働きかけています。その結果、特定の地域で初めての有罪判決が出たり、これまで認められなかったケースでサバイバーが国から補償金を得ることができるなど、少しずつ連携の成果が出始めてきています。

今回のPARACUPの寄付金は上記の活動を前に進めるために大切に活用させていただきます。
応援してくださる方はご支援いただけると幸いです!

良かったらHPもご覧ください。

かものはしプロジェクト
https://www.kamonohashi-project.net/

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