
PARACUP〜世界の子どもたちに贈るRUN〜は 今回で8回目を迎えます。
ご参加いただいているランナー、ボランティアのみなさま、協賛、協力企業の皆様に支えられて2012年大会も開催できることを心より感謝いたします。
前大会は東日本大震災のちょうど1ヵ月後にあたる4月10日に開催されました。他のスポーツイベントが次々に中止を発表するなか、本当に大会を開催できるのか、あるいは開催すべきなのかについて事務局メンバー全員で悩みました。実際に給水用の水は手に入らず、また私たち自身の活動についても物理的な制約を余儀なくされていたのです。
しかし、私たちがそこで出した結論は、PARACUPがこれまで大切にしてきた「走ることを社会への貢献につなげること」や、「誰かのために何かをすることで生まれる喜び」が、このような時だからこそ必要とされているのではないかということでした。結果、PARACUP2011は震災支援特別大会として、多くの方々のあたたかいお気持ちに支えられて開催され、被災地への支援金やと救援物資を集めることができました。
2012年大会につきましても、まずは開催できることそのものに対して、あらためて感謝の気持ちを表すとともに、被災地の復興への強い願いをこめて、大会の目的に、引き続き「震災復興支援」を加えて開催させていただきたいと思います。
さて、PARACUPは2005年江ノ島にて約400人の参加者から始まり、いままでに延べ1万人以上のランナーにご参加いただくことができました。私たちはこれまでの経験を通じて、ランナーの走る力は世界で立ち上がろうとしている多くの人たちを支えられるのではないか、と感じています。
走ることそのものはそれほど難しいことではないかもしれません。
しかし長い距離を走りきることには困難が伴い、少なからず「がんばり」が必要です。
たくさんのランナーのそんな「がんばり」は、ちょっとしたことで誰かを応援する気持ちに昇華していくのではないか。
この10Kmを全力で走りきれたら、助からないといわれていた人の病気が治る。
この20Kmが家をなくした子どもを元気に学校に通わせる力になる。
ただ、走るだけのことだけど、その一歩が世界の人のためになる。
みなさんのRUNの先、「がんばり」の先に、被災地の人たちや世界の子どもたちがいます。 会ったことのない人たちが、
みなさんの「がんばり」を受け止め、それを糧に彼ら自身もがんばって前へ進もうとしています。
走ることを誰かのためにつなげたい。
PARACUP2012、みなさんの気持ちをのせて開催を宣言したいと思います。
一般社団法人PARACUP 代表理事 森村ゆき
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